ある日のがくしょく

ここで、書いたっけ。僕が普段食べているご飯は、
学生の普段使いの学生食堂と、学生の普段使いだけど、
ちょっとランクが上の学生食堂。
基本的にこってりプロテインたっぷり系。
油がスープ上何ミリか、とかで浮いて
いたりするし、豆の煮物なのか油の煮物なのかわからない
こってり油の豆煮物だったりする。
全部食べきれたら、今回は食べやすかった、とほっとする。
滞在初期の感想としてはセルビア料理いくない、という感想だったけれど、
でも実際はちょっと違う。


実は、食材の基本能力が非常に高いのだ。
野菜はちゃんと野菜の濃い味がするし、お肉はとても美味しい。
日本みたいに集約した工場的発想で作られてないからか、農業技術が
おそらく発展していないお陰なのか、素材がとてもいい。
トマトに感動。豚肉に感動。人参に感動。でも巨大カボチャが怖い。
要は調理さえしっかりすれば、かなりおいしい料理ができる。
学生食堂は調理の仕方が、かなりいくない、ということに気づいた。


知人のセルビア人の家にお呼ばれして、セルビア家庭料理を頂くと
すごくおいしい。沢山食べてしまう。


魚を食べる習慣が無い(取れないんだから仕方ない)のは残念だけど、
街に出回っている出来合いのこってり料理でなくて、家庭で頂く料理は
すごくいい。キッチン使って自分で素晴らしい食材を調理したいと
願う日々。

というわけで、素材を評価して、☆★★★★。
でも素材が自然的じゃないとしても、日本の種々のお店の料理の味の方が
料理人の工夫が見られて平均的には抜群にいい。
でも物価の偏差とって同じ価値の素材で料理したらセルビアの方が
美味しくなる可能性があるというわけで★4つでした。