ココナツ少年はどこへ行く

東南アジアを巡ってきました。当初はラオスミャンマーも見てやる!という意気込みではあったが、
サイクロンに邪魔されたり、南の島に強く惹かれて、ラオスミャンマーをスキップして
タイ、カンボジア、ヴェトナムと旅してきた。


旅していて、思うのは、貧しさと生活が隣り合わせ。
富は再生産され、外貨は限られたところにかしか落ちない。
賢明な消費とは何ぞや。恵まれた国に生れ落ちた自分が、
幸運にもこんな年齢にもなって旅行ができることの意味。
そして、ボラレることの意味。
あえてボラレてみたり。(もっと値切れるけれど、その値段で自分は満足だからそれ以上値切らない。)



「職業は?年齢は?」
「無職。26歳です。」
というやり取りをするたびに、自分より年下で働いていてる人達に
申し訳なく思う。


いまの自分には見ることしかできない。どこぞのNGOに留まって働くことも考えたけれど、
それって代替価値として留まる存在であって、インパクトは大きくない。


動くことの尊さはあるけれど、まだ自分はそれをすべきではないな、とおこがましくも思うわけです。
いつか、また様々な媒体でもって戻って来たい、と思う所存。
アンコールワットクッキーの創業者による日系BPだっけ、の記事には胸を熱くされました。


とかなんとか考えながらも、旅の最後はリゾートで過ごしてしまった。
タオ島という小さな島だけれど、そこで暮らす人々はよかったな。
普通に働いていれば、十分に食えるし、のんびりと生きていける。


ダイビングの潜行ポイントの海底の砂に埋まった珊瑚とかは
見てて、非常に申し訳ないのと、この不自然はなにを対価としているのかと
考えてみたり。


まとまった文章になってないけれど、結語としては
国際連帯税だっけ、あれに賛成。