モンテ+ネグロで

Perastの街だよ

気づいている人は少なくないと思うけれど、『黒い山の向こうには』は『モンテネグロの向こうには』となります。
意味は特にありません。黒い山の向こうにはベオグラードがあるよねえ、とか黒い山ってなんか不気味な感じがするよねえ、
とかそういった含みも含めて、「黒い山の向こうには〜があったよ」とかそんな文章が続くような感じで、文字通りテキトウに
名付けたものです。日本語として不完全な文章を使って想像力を掻き立ててもらおう作戦的な題名の付け方です。
けっこう文章を綴る暇が無くて、グダグダ感があるけれど、目標としては
見たもの・聞いたこと・考えたことを『ヨーロッパ』と名乗るには崖っぷちなセルビアから伝えることかね。

ちなみに↑のは『ヨーロッパ最高!』と信じてやまない旧社会の人々のそれ以外の社会の価値を認めない価値観から
『ヨーロッパのなんとかという国です』という意味合いでの『ヨーロッパ』です。

ポーランド人のマルティン(変な奴だけど面白い子)は言いました。
「もうヨーロッパの文化はデカダンだ!」
ドイツ人のトーマスは半ばキレて言いました。
「お前の国と一緒にすんなや。ヨーロッパは、至上やで!」

シリア人のアブダラは言いました。
「アラブ世界の全ての災禍はヨーロッパから来た!」
ドイツ人のトーマスは言いました。
「なんの話しとんねん!ヨーロッパてどこやねん。」

ルーマニア人のアンカは言いました。
「鼻持ちならないロシアの奴らをせいで、ルーマニアコミュニズムで退廃したけれど、
 かつては裕福なヨーロッパの国で、それにラテンの血をひいている。いまルーマニアは再びヨーロッパの国に
 なろうとしているのを私は誇りに思う。」

概念として朧げだけど確かに存在するのがヨーロッパという意識です。
上述の4人を別に責めているわけでも批判しているわけでもないけど、特徴的な彼らの言葉を
挙げてみました。あ、でも自分あんまりキリスト教好きじゃないっす。

話が転んだけど、また明日。