ANTENA

waatba2006-04-03

'Tapio Wirkkala - a legend of Finnish design'


気が付いたら終わっていた。北欧のプロダクトデザインはけっこう好きなのだが、見事に機会を逃した。ウェブで写真見てて悔やむばかり。


セルビア語の授業に通い始めて、授業の後に事務所行く前にちょっとクネズの辺りを歩いたりすることが多い。小さなギャラリーでけっこう展示をやっていることが多いので、発見すると大体入っている。


今日は給料もらって、所持金1ディナールコインと5000ディナール札3枚(お店で両替に嫌がられて使えないこと多し)という、お金持ってんのか持ってないのか微妙な懐具合で、バスのチケット買えなかったので歩いて事務所へ。


途中発見したクネズのギャラリーでみたドナウ川の絵画が面白かった。Dimitrije Pecicというアルバニアプリシュティナに出自を持つ画家の個展でインク・テンペラ・アクリル・鉛筆・ワックスを用いた、普通の油絵よりも優しく緻密な画風だと思った。点描画と似ていなくもない。近くで見ると色の破片の集合にしか見えないが、離れてみると、それらは木となり水の流れとなる。光が弱く、少し暗澹とした雰囲気を持っているのは、それが冬だったからか。


その後、事務所まで歩いたわけだが、ところどころ、桜(今日発見したのは染井吉野っぽかった)や色とりどりの花が咲いていて気持ちよかった。新緑の木々も萌ゆる淡い薄緑という感じで、瑞々しい色が目に優しい。夜見ると葉が花ビラのように見えるのが不思議。


散歩が楽しい季節です。