昨日は、実はスラヴァに招かれてベオグラードからバスで二時間程のSabacという街に行ってきた。
知り合いの日本人(ttp://balkanhonpo.hp.infoseek.co.jp/の管理者。エッセイ面白い。
ブルガリアの民芸品買えます!)の人が
日本語をそこで教えていて、そこの日本セルビア友好協会の会長がスラヴァやるってんで、
日本人を根こそぎ連れてこい、てことで、運良く誘われ、初スラヴァ体験してきました。
スラヴァに関しては、他のセルビア在住の人のブログを読んでいただいて
理解してもらうことにして割愛しますが、
一言で言えば、セルビア人は誕生日と新年とクリスマスがある意味2回あって、
2回目の誕生日で、しかも聖人とお揃い!という感覚で
行うお祭り的要素の高いイベントなのです。呑んで食べて歌ってのどんちゃん騒ぎと
兼ねてから聞いていたので、どんなんなるんやろうと密かにわくわくしつつも、
歌のリハをやるってんでちょっとどきどきしながら三線抱えて行ってきました。


大学休学してJICAで働いてる関西の大学の博士の人もやってきて、
また新たにベオ在住の日本人を発見してしかも既に夫婦!で
いま自分が抱えている問題にもちょっと相談に乗ってもらった。
自分もそろそろ名刺が必要な年頃だなぁと感じる。
作らなければ。名刺用の和紙は既に購入済みなのだが一年以上ほったらかしだ・・。


さて、スラヴァはというと、主催のカイチョーのお母さんがつい先日亡くなられて、
喪に服しているらしくて思っていたような、スラヴァではなかったけれど、
雰囲気は凄く楽しめた。とりあえず次から次へと
人がやってきてご飯食べたり酒飲んだりしながら、
やいやい進行していくイベントなのだな、と思った。
ちょっとだけユダヤ教過越の祭りと似てた。
始めになんかの豆をアズキぽっく煮込んだものを一口づつ頂いて
ワイン(キリストの血を象徴してる)を一口づつ廻し飲みして、
あとは厳かに会食が始まるという感じ。


肉!肉!肉!と聞いていたから、丸ごとでてくるのかとちょっとわくわくしていたけれど、
日本風なのか、全て魚コースだった。鯉料理で、鯉をしっかり食べたのは初めて。
でもちょっと生臭かったかな。



セルビア語が分からず、再び悔しい思いをしたけれど、
なんとはなしに、スラヴァを楽しんだ一日でした。
しかし、結局、『島人ぬ宝』を弾く機会はなし。。